
『バロム・1』(バロムワン)は、さいとう・たかをによる漫画作品。およびそれに登場する架空のヒーローの名称。1970年から約1年間『週刊ぼくらマガジン』に連載。
東映、よみうりテレビ制作の特撮テレビドラマ作品『超人バロム・1』(ちょうじんバロムワン)として、1972年(昭和47年)4月2日から同年11月26日まで、日本テレビ系で毎週日曜19:30 - 20:00(JST) に全35話が放送された。さいとう・たかをによる原作からは、設定の一部の流用を除き、デザイン、ストーリーは大幅に変更されている。
アニメ作品として、2002年12月7日から2003年3月22日まで、アニメシアターXにて『バロムワン』とのタイトルで放送、特撮版と同様に設定やストーリーが大幅に改変されている。
企画の発端は『週刊ぼくらマガジン』の編集長だった講談社の岩本文夫が、『巨人の星』を大ヒットさせたよみうりテレビのプロデューサー・佐野寿七に漫画『バロム・1』のアニメ化の企画を持ちかけたことによる。
そして、『バロム・1』のアイディアを担当していた宮崎惇を加えて企画が進められていくなかで、東映動画とのディスカッションの際に、当時の東映テレビ部部長だった渡邊亮徳の「企画自体は面白いから『仮面ライダー』のセカンドとして制作してみては」という提案で、特撮作品として制作されることが決定した。作品テーマは「正義と友情のヤング・アクション」とされ、東映側のプロデューサーには『ライダー』の平山亨が当たることとなった。平山は、よみうりテレビとの初仕事に大変張り切って臨んだという。
設定やバロム・1のデザインなどは東映側により大幅に脚色され、タイトルの「超人」も、「変身」「決戦」「追跡」など、数多く出されたタイトル案の中から選出された。
作品の傾向としては、敵であるドルゲの尖兵であるドルゲ魔人のグロテスクな怪奇性が強調され、ドルゲの作戦も邪悪・弱い心を持つ人間を操るものが中心で、さらにドルゲの怪奇性を強めていた。後半以降は生物の身体の一部をモチーフにした魔人が登場し、より怪奇性が強い展開となった。チーフ監督の田口勝彦は「悪者と分りやすいデザインにしてあるが、そのデザインの奥底に怪人の本性が隠してあることを狙いにしていた」と回想している。
はい、バロムワンです。
再放送されていたのを見てました。
バロムワンの姿は、幼い頃の曖昧な記憶しかなかったんですが・・・
今回、大人になって初めてバロムワンの当時の姿をマジマジと見た気がします(^^;
目がこえー((( ;゜ Д ゜)))
口の部分も目に見えないこともない。
けど、当時はかっこ良いと思ってたんだろうね。
まぁ、目の前に突然現れたら絶対泣くと思うけど。
幼い頃、遊園地に行った時、「►ゴレンジャー」のショーをやっていて、母が幼かった私たち兄弟を連れて行った事があるらしいです。
で、ショーが一通り終わって、握手会(ゴレンジャーが舞台を降りてきて、子供達の近くにやって来る)になった時のこと。
私たちの前に来たゴレンジャーを見て、私も兄も猛烈に泣いたそうです(^^;
もちろん、私は幼すぎて覚えてないんですが。
コレ、自分だけじゃなくて、甥っ子や友達の子供も、ショーに行ってヒーローを間近に見ると怖がる、という話を聞くに、やっぱり仮面を被った奴は、子供には怖いんだな、と思いました。
テレビやショーは、楽しんで見てるのに不思議だよね(^^;
そんなんで、バロムワンのオープニングとエンディングです。
バロム・1 OP/ED
♪マッハロッドで、ブロロロロー ブロロロロー ブロロロロォー!(^0^)
すっげーなついwww
バロムワンは、小学生の男の子二人が腕を交差させて変身するんですが、仲の良い友達とよくやりませんでしたか?
3人で遊ぶと、必ず一人が敵役にされるの(^^;
・・・あれ?
何か適役になること多かった気がしてきた・・・嫌われてたのか・・・?
いや、気のせい気のせい。
そんな事より、バロムワンって、「さいとうたかを」の漫画が原作だったのかよっ。
へぇー、知らなかった。
ちなみに、コレが原作のバロム・1
ひゃーwwww
確かに「さいとうたかを」の描くキャラですね。
胸の部分や頭髪の形に名残がありますが、原作から大幅にデザイン変更されてます。
まぁ、当時は「►仮面ライダー」が人気だったでしょうから、ある意味、正解だったかもです。
あと、バロムワンは、敵の怪人がクッソグロイので有名みたいです。
うん、リアルというか、生々しいというか。
左上の怪人のアップなんか、コレ↓ですよ。

名前は、ヒャクメルゲ(百目るげ)。
ちょっと、卑猥に見える私は、薄汚れた大人です・・・
ついでなので、怪人を紹介した動画もどうぞ。
バロム・1 怪人紹介
最期に、触れておきたい逸話が1つ。
バロムワンが世の子供たちに認知された始めた頃、ある事件が起きました。
それは、「ドルゲ」という悪の組織の名称に関する事件です。
当時、神戸に住んでいた「ドルゲ」姓のドイツ人音楽講師が、「子供が名前のせいで虐められるので、名前にドルゲを使わないで欲しい」と、テレビ局に差し止めを申請したらしいのです。
これは、当時の新聞(朝日新聞1972年8月25日)にも掲載され話題になったようですね。
結局、製作者側は、そう簡単には、設定変更できないことを説明し、悪の親玉的「ミスタードルゲ」役を降板させ、番組オープニングのラストに「フィクション作品である」ことを示す注意テロップを挿入するという処置を行った、と。
バロムワンは、全35話と比較的早く終了したのですが、これは、上の件が影響しているのでは、との噂もあるようですね。
後に監督は、これを否定し、視聴率の問題や、作品として仮面ライダーを超えられなかっただけ、と語っています。
が、本音はどうなんでしょう。
うん、まぁ、ドイツ人親子の話は、納得できる話ではありますけどね。
ただ、降板させられてミスタードルゲ役の俳優さん、気の毒(^^;
こういう製作裏話って、面白いなぁ。
以上
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