
【☞頭の体操】
『頭の体操』(あたまのたいそう)は、光文社から発売されたパズルを集めた書籍のシリーズである。著者は多湖輝。
正規シリーズとしては23集までが発売されている。一部は電子書籍化もされている。
1966年に発売された第1集が250万部以上が発行されたのをはじめ、シリーズ累計では1200万部以上のベストセラーとなっている。パズル集であると同時に、前書きや各章の序文などでは思考力を鍛えること、特に水平思考の重要性が説かれている。
『頭の体操』(あたまのたいそう)は、光文社から発売されたパズルを集めた書籍のシリーズである。著者は多湖輝。
正規シリーズとしては23集までが発売されている。一部は電子書籍化もされている。
1966年に発売された第1集が250万部以上が発行されたのをはじめ、シリーズ累計では1200万部以上のベストセラーとなっている。パズル集であると同時に、前書きや各章の序文などでは思考力を鍛えること、特に水平思考の重要性が説かれている。
今回は、ちょっと番外編的に、「多湖 輝(たご あきら)」先生のベストセラー「頭の体操」について書きたいと思います。
先日(2016年3月15日)、「多湖輝」先生が亡くなったニュースが報道されていましたね。
■多湖 輝先生
累計1200万部を超えるクイズ・パズル集の「頭の体操」シリーズで知られる心理学者で千葉大名誉教授の多湖輝(たご・あきら)さんが3月6日、間質性肺炎のため東京都中央区の病院で死去したことがわかった。90歳だった。
1966年に、独創的なクイズやパズルを集めた「頭の体操」第1集を光文社から出版。子どもからお年寄りまで大きな人気を呼び、2001年までに23集が発売され、シリーズ累計部数が1200万部を超えるロングセラーとなった。
任天堂のゲーム機向けの人気ソフト「レイトン教授」シリーズの監修も手掛けた。
累計1200万部を超えるクイズ・パズル集の「頭の体操」シリーズで知られる心理学者で千葉大名誉教授の多湖輝(たご・あきら)さんが3月6日、間質性肺炎のため東京都中央区の病院で死去したことがわかった。90歳だった。
1966年に、独創的なクイズやパズルを集めた「頭の体操」第1集を光文社から出版。子どもからお年寄りまで大きな人気を呼び、2001年までに23集が発売され、シリーズ累計部数が1200万部を超えるロングセラーとなった。
任天堂のゲーム機向けの人気ソフト「レイトン教授」シリーズの監修も手掛けた。
私は、小学生の頃、この「頭の体操」に結構、嵌っていて、何冊もシリーズ本を持ってました。
私にとって、「頭の体操」は、まさに小学、中学生時代に好きだった本。
「子供の頃(昭和)の思い出」の1つです。
なので、この「多湖輝先生死去のニュース」には、驚いたんですよね。
いつか絶対、記事にしようと思っているうちに日が経ってしまい、今になってしまいました。
みなさんは、「頭の体操」シリーズ、知ってますか?
有名なシリーズなので、読んだ事は無くてもタイトルを耳にした事はあるでしょう。
若い人達でも、2009年に「ニンテンドーDS」用ソフトとして「多湖輝の頭の体操」が第4弾まで発売されていますので、知ってる人、あるいは、プレイした事がある人もいるんじゃないかと思います。
私は、小学生の頃、たまたま父が買ってきた本を読んで、その面白さに惹かれ、後に自分でも何冊かシリーズを集めるようになりました。
ちなみに、私が最初に手にした「頭の体操」は、コレ↓
懐かしいわー、この表紙。
ちょっと不気味な感じもしますが・・・(^^;
この感じこそ、まさに「カッパ・ブックス」。
調べてみたら、この第7集の発行日は、1985年10月でした。
ああ、まさに80年代(^^;
この後、表紙イラストは、「ファミ通」などでお馴染の「松下 進」氏のイラストに代わって、一気に垢抜けた感じになります。
ひらめきや柔軟な発想が必要なクイズ、パズルが満載で暇つぶしには持ってこいの書籍でした。
当時は、インターネットもありませんし、ファミコンは長時間できませんでしたし(^^;
クイズ本、パズル本は、貴重な娯楽の一つでした。
ほとんどのクイズは、もう覚えていませんが、うろ覚えながら印象に残っているものがいくつかあります。
例えば、
- 犯罪が多発する国(地域)があり、新聞やニュースはいつも事件の記事が満載。
ところが、ある日、奇跡的に事件・事故が全く起きず平和な1日があった。
しかし、やはり、新聞は発行され、ニュースも流れていた。
なぜか?
それから、もう1つ。
- 囚人を一人、牢屋に入れていたら、いつの間にか牢屋の中の人間が増えていた。
なぜか?
どちらも、今となっては、簡単な問題かもしれませんね。
回答は、
1.その国(地域)で事件・事故が起こらない事自体がとんでもないニュースだから
2.の回答は、囚人が子供を生んだから
です。2.の回答は、囚人が子供を生んだから
まあ、1.の方はすぐに分かった方も多いと思います。
解説には、悪いことばかりがニュースではない、みたいな事が書いてあったと思います。
そして、2.の方。
これ、子供ながらに何か釈然としない思いがありながらも、囚人=男、と思い込んだらいけません、みたいな解説を読んで「なるほど」と納得したような・・・いや、しなかったような(^^;
そんな思い出のある「頭の体操」の作者、多湖輝先生。
沢山の面白い本、そしてゲーム、この世に生み出してくれてありがとうございます。
「頭の体操」という言葉そのものが、今や「思考パズルやクイズの代名詞」として定着しました。
先生の功績は素晴らしいです。
どうか安らかに。
ご冥福をお祈り致します。
以上
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【頭の体操】
(多湖輝先生追悼)今や思考クイズやパズルの代名詞
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