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【レッドビッキーズ】和製・がんばれベアーズ、石ノ森章太郎原作の純スポーツドラマ




【☞レッドビッキーズ

レッドビッキーズは、テレビ朝日系列で放映されたテレビドラマシリーズ。女監督と少年野球チームの活躍を描いた作品である。原作は石ノ森章太郎(放映当時は石森章太郎)。

『がんばれ!レッドビッキーズ』 - 1978年の1月から12月まで放送。
『それゆけ!レッドビッキーズ』 - 1980年8月から1982年3月まで放送。

の2作品がある。

石ノ森章太郎」の特撮ロボットコメディ「►がんばれ!!ロボコン」、「►ロボット110番」に続いて放送されたのが、純粋なスポーツドラマの「がんばれ!レッドビッキーズ」でした。
もちろん、この番組の原作も「石ノ森章太郎」です。
そして、本作の後、バレーボールのスポ根ドラマ「燃えろアタック」(こちらも、石ノ森章太郎原作)を挟んで、続編となる「それいけ!レッドビッキーズ」が放送されました。

ドラマは、「くまのよしゆき」、「石川森彦」作画によるコミカライズもされているようです。

redvickys-comic.jpg


それでは、順に見て行きましょう。
まずは、「がんばれ!レッドビッキーズ」から。
■がんばれ!レッドビッキーズ

redbickys.png

当初は1978年4月から放送開始の予定であったが、前番組の『ロボット110番』が諸般の事情により予定より早く終了して放映時期が繰り上がり、1978年1月6日から12月29日まで全48話が放送された。
随所に石ノ森章太郎の描いた止め絵(イラスト)が入り、登場人物の心情を表現していた。
この演出は、次作以降も踏襲される。

■あらすじ

野球を人一倍愛する女子高生の「江咲令子」は高校の野球部でマネージャーを務めていたが、監督からの「女はベンチに入るな」という発言に反発して退部する。
野球への愛着を捨て切れない令子は、少年野球チームを結成して自分自身が監督になることを思い立つ。

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蕎麦屋の主人である長山をオーナーとして、近所の小学生たちを集めて結成された「レッドビッキーズ」は、初の試合では1アウトも取れずに30点を取られて、1回コールド負けをする。
その後の試合も連敗続きとなり、史上最弱とまで言われたチームをリトルリーグの優勝チームに成長させていく。


主役の「林 寛子」が可愛いねー。

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ぶっちゃけ、内容はほとんど覚えていません(^^;
でも、「レッドビッキーズ」というチーム名だけは、もの凄く印象に残ってますね。
ちなみに、「レッドビッキーズ」のチーム名の由来は、

  • 女性監督だから「」であること
  • カエル」が柳の葉に飛びつこうと懸命に飛び跳ねる様子を見て平安時代の「三跡(さんせき)」の1人に数えられるようになった「小野道風(おの の みちかぜ/とうふう)」の故事
  • 原作者の石ノ森章太郎の出身地が東北地方であり、当地のカエルの方言が「びっき」であること

などの理由で命名されたようです。

物語中、「女はベンチに入るな」とか、チーム名の由来の1つが「女性だから赤」、とか、かなり時代を感じますね(^^;
今なら、「差別だ!」と騒がれそう(笑)
まあ、「男女雇用機会均等法」が施行されたのが1986年ですからね。

それでは、オープニング、行ってみましょう。
※残念ながら、エンディングは見つかりませんでした。

がんばれ!レッドビッキーズ OP



昭和な「青春」って感じの歌ですねー。
まあ、ずばりタイトルも「青春虹の橋」なんですけど。

歌っているのは、「かおりくみこ」。
小野木久美子」や「三純和子」名義で活動もしていますが、「►樫の木モック」の主題歌を歌って以降は、「かおりくみこ」名義で、多くのアニソンの歌っており、このブログでも何度も紹介しています。
私の幼少の頃の想い出が詰まった歌、「►闘将ダイモス」のエンディング曲「エリカのバラード」も、「かおりくみこ」さんです。


はい、続いて、続編となる「それいけ!レッドビッキーズ」です。
■それいけ!レッドビッキーズ

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1980年8月29日から1982年3月28日まで放送。全77話。
第52話まではテレビ朝日の制作。
好評だったため朝日放送(ABC)の希望で制作が半年延長され、第53話以降は制作局が同局に変わり、放送時間も移動(金曜19時半→日曜19時)した。
日曜19時台はそれまで様々なクイズ番組が放送された枠であり、この番組の前番組『ヒラメキ大作戦』も後番組『三角ゲーム・ピタゴラス』もクイズ番組である。なお、テレビ朝日日曜19時台前半枠でドラマが放送されたのは、1960年頃放送の海外作品『わんぱくデニス』以来実に約20年ぶりで、国産としては現時点で最初で最後である。

■あらすじ

草野球で負け続けている小学生たちが、前シリーズの「ジュク」と知り合い、以前のビッキーズのようなチームを作ろうと、同じような監督を探し求める。
やがて、シンガーソングライターを目指す「星野ゆかり」を見つけ、頼み込んで監督になってもらい、なんとかチームの形は整えたけれど、なおも負け続ける。
それでも、諦めることなく、それぞれに経験を積んでいく。

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その後、ゆかりは外国留学の都合で監督をやめることになり、第26話で「高原樹理」(ポパイ)が二代目監督となる。

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器械体操経験者の彼女は野球にも詳しく、選手らは以前と異なる指導に反発しながらも、やがてチームを育てていく。


私が記憶しているレッドビッキーズは、こっちの方ですね。
かなり人気があったようで、当初の予定より放送が延長され、約1年半に渡り放送されました。
延長を機に、放送時間帯も変更され、「日曜19:30から」の放送になっていますが、これは、テレ朝系において、この時間帯に放送されたドラマは最初で最後、という記録に残る番組になったようですね。
そして、本作の終了と共に、「がんばれ!レッドビキーズ」から約4年3ヶ月続いた「石ノ森章太郎」原作によるスポーツドラマも終了を迎えたのでした。

それでは、オープニングです。
こちらも、エンディングはありません。

それゆけ!レッドビキーズ



こっちも良いですねー。
爽やかな歌声で、もちろんテーマは「青春」。
タイトルは、「やがて青春」。

歌っているのは、「日高美子(ひだか よしこ)」。
主題歌を歌うことは少ないですが、有名なアニメや特撮の挿入歌を数多く歌っています。

それから、レッドビッキーズ初代監督「星野ゆかり」を演じたのは、「斉藤とも子」。

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主演を張ることはありませんが、現在も映画やドラマなど、女優として活躍されているようですね。

そして、2代目監督・ポパイこと「高原樹理」役は、「山田由起子」。

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劇中の「新体操経験者」で「運動神経抜群」という設定通り、実際に高校生の頃は、新体操部に所属し、県大会で入賞した事もあるようです。

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本作の後、数年は女優として活躍していましたが、今は、芸能界を引退しているようです。
詳しい事はわかりませんが、結婚に関して事務所と衝突し、出演中だったドラマを途中降板しているようですので、それがきっかけで女優を辞めたのかもしれません。


はい、ということで、レッドビッキーズ。
石ノ森章太郎」原作の純粋なスポーツドラマ。
本作の元になったのは、間違いなく1976年にヒットしたでアメリカ映画「がんばれ!ベアーズ」でしょう。
弱小チームが努力を重ねて成長していく内容はベタですが、だからこそ、純粋に楽しめます。
そんな「和製がんばれベアーズ」とも言える作品、「がんばれ!レッドビッキーズ」は、DVDも発売されています。
※「それいけ!レッドビッキーズ」の方は、DVD無さそうですね・・・。

redvickys-dvd.jpg

興味のある方は、ぜひ。

以上



※みなさんの感想、思い出など、コメントお待ちしております
【レッドビッキーズ】
和製・がんばれベアーズ、石ノ森章太郎原作の純スポーツドラマ
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コメント

1325

林 寛子は黒沢久雄と結婚してあの黒沢明の義理の娘になったのが、なあ・・・
娘の黒沢優はスゴイ美人で女優としてホラー映画ながら主演デビューしたんだけどあっさり結婚引退 残念

2016/03/17 (Thu) 19:44 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1326

運動は嫌いで野球も興味なかったんだけどレッドビッキーズは見てたなぁ
自分と同世代の子供達のドラマだったから好きでした
今はこんな子供ドラマがなくなってしまいましたね

2016/03/17 (Thu) 21:13 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1328

この帽子かぶってる奴居ててワロタw

2016/03/18 (Fri) 01:28 | 名無しさん #- | URL | 編集
1329

がんばれの方が好きで毎週のように見てましたね最初の方は本当に勝て無くて負けてばかりそれでも少しずつ努力を重ね最終回はリトルリーグ優勝ある意味ご都合主義ある意味王道、しかしそこにしびれる!あこがれる!途中の話の中で初めて勝った回は余りも素晴らしい回で今までの負け続けた事が目くるめくるシーンと音楽で涙が止まらず号泣例え落ちこぼれでも努力は決して裏切りはしないのをまさに体感したドラマだったな今こんな作品あればいいのにね

2016/03/18 (Fri) 05:01 | あの頃は小学生 #- | URL | 編集
1341

レッドビッキーズ、たぶん、それゆけの方だと思うけどよく見てたなー懐かしい
でも後半はほんと試合シーンなかった印象
それでも好きで見てたけど

2016/03/20 (Sun) 18:53 | あの頃の名無し #- | URL | 編集

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