
【☞行け!ゴッドマン】
『行け!ゴッドマン』(いけ ゴッドマン)は、東宝が制作し、1972年10月5日から1973年9月28日まで、日本テレビ系の子供番組『おはよう!こどもショー』内で放送された、東宝企画製作の特撮コーナードラマで、「ゴッドマン」はその番組に登場するヒーローの名前。放映時間は1回当たり5分間、1週間・6回または3日・3回で1話完結のスタイル。全52話・260回。
制作コンセプトは前番組『レッドマン』と同様であるが、円谷プロダクション制作であった『レッドマン』ではウルトラシリーズの登場怪獣が中心となっていたが、本作品では制作が東宝に変わったことでゴジラシリーズなどの東宝特撮作品の怪獣が登場している。また予算も上がったことで新作怪獣やミニチュア特撮も用いられた。
『行け!ゴッドマン』(いけ ゴッドマン)は、東宝が制作し、1972年10月5日から1973年9月28日まで、日本テレビ系の子供番組『おはよう!こどもショー』内で放送された、東宝企画製作の特撮コーナードラマで、「ゴッドマン」はその番組に登場するヒーローの名前。放映時間は1回当たり5分間、1週間・6回または3日・3回で1話完結のスタイル。全52話・260回。
制作コンセプトは前番組『レッドマン』と同様であるが、円谷プロダクション制作であった『レッドマン』ではウルトラシリーズの登場怪獣が中心となっていたが、本作品では制作が東宝に変わったことでゴジラシリーズなどの東宝特撮作品の怪獣が登場している。また予算も上がったことで新作怪獣やミニチュア特撮も用いられた。
「►レッドマン」に続き、「おはよう!こどもショー」内で放送されていた5分間の特撮ヒーロー番組。
前作「レッドマン」は「円谷プロ」製作でしたが、本作は、「東宝」が製作しています。
前作では、「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣との対決でしたが、本作は、「ゴジラシリーズ」等に登場する怪獣が登場します。
前作同様、子供のためのアトラクションゆえに怪獣と戦うのがメインで、特撮番組とは言え、ドラマ性はほとんどありません(^^;
大雑把にあらすじを説明すると、
地球に突如怪獣が出現し、怪獣は子供たちに突然襲いかかってきた。
子供たちの悲鳴を聞いた「ファイヤーゴッド星」の超人「ゴッドマン」は、子供たちを怪獣から守るために様々な武器を駆使して戦う。
ピンチになった怪獣が巨大化すると、ゴッドマンも「ゴッドマン拡大」で巨大化。
そして必殺技「ゴッドマン超音波」で怪獣を粉砕する。
ゴッドマンは、怪獣や怪人から日夜地球の子供たちを守るため、戦い続けるのだ。
ってな感じです。
それでは、主題歌、行ってみましょう。
ゴッドマン 主題歌
勢いのある王道的なヒーロー特撮の主題歌ですね。
この歌声は、「水木一郎」だな!?
と、思ったら、「山本一郎」とな!?
はい、「山本一郎」は、本作限定の「水木一郎」の変名のようですね。
どういう経緯かは分かりませんが、映画プロデューサーの「山本又一朗」から取った名前であることを、水木一郎本人が語っています。
山本さんをリスペクトしてたのかな。
ちなみに、「山本又一朗」さんは、「ゴルゴ13」で有名な「さいとう・たかを」のプロダクションで働いた経験があったり、「►がんばれ元気」等で有名な「小山ゆう」のマネージャーをした事もある異色の経歴の持ち主です。
その後、実写、アニメ問わず、多くの映画作品を手掛けています。
関わった作品をいくつか挙げると、「子連れ狼」(1973)、フランス人俳優を起用した「►ベルサイユのばら」の実写映画(1979)、「プロ野球を10倍楽しく見る方法」(1983)、「クローズZERO」(2007年)などなど、一度は耳にしたことがあるタイトルが沢山あります。
直近では、「小栗旬」が「ルパン」を演じた映画「►ルパン三世」(2014)のプロデューサーを務めていますね。
うん、これは、凄い。
水木一郎兄貴も、何か関わりがあって、この変名を使ったんでしょうね。
はい、それでは、ゴッドマンの姿をもう少し見て行きましょう。
いやー、個性のある姿をしてますね。
「サングラス」をかけたような目、そして「銀白色の長い髪」が特徴的。
何か一昔前なら、こんなサングラスかけた「DJ」が居そう(笑)
いや、格好良いと思いますよ。
マスク姿で髪の毛があるって、当時としてはかなり斬新じゃないですかね?
「獣神ライガー」より20年近く先駆けてるよ(^^;
ただ、このデザインと「ゴッドマン」というネーミングが合ってるか?というと微妙な気もしますが・・・
そんなゴッドマンは、ファイアーゴッド星出身で、身長1.8メートル。
「ゴッドマン 拡・大!」のかけ声で巨大化し、38メートルに大きさになる事ができます。
ただし、両足首にはめられている一対の金属の「アンクレット」が外されてしまうと、巨大化が出来なくなり、元の大きさに戻ってしまうという弱点があります。
そのせいで怪獣の目の前で巨大化が解けてしまい、しばしばピンチに陥る事もありますが、子供たちに投げ渡してもらったり、予備のアンクレットをはめたりして危機を乗り越えるエピソードもあるようです。
また、敵の股間を攻撃したり、敵同士が仲間割れをしている隙に襲いかかったり、怪獣に対して「命乞い」をする(笑)など、しばしばヒーローらしからぬ言動を見せる、非常に愛嬌のあるヒーローです(^^;
それから、ゴッドマンには、いろいろと必殺技や武器があるんですが、何と言っても印象的なのは、この武器でしょう。
モ、モーニングスター!?
作中では、「ゴッドクラッシュ」と言うネーミングです。
ちゃんとフィギュアにもなってたりします。
これでブン殴るとか、さすがヒーローwww
それから、もう1つ。
これは、「ゴッドサークル」。
着弾すると爆発する円盤状の武器ですが、「不発弾」が多いらしいwww
そして、必殺技は、「ゴッドマン超音波」。
主にこの技で敵に止めを刺します。
ちなみに、敵とのバトルでは、武器が怪獣の着ぐるみに引っかかってしまったり、怪獣がゴッドマンに向けて吐いた毒ガスが風向きの関係で見当違いの方向に飛んでしまったり、怪人のコスチュームの隙間からスーツアクターの背中が見えてしまったり、と、特撮としてはかなり「雑」www
また、ゴッドマンがピンチになった状態で終わったのに、次話では何事も無かったかの様に仕切り直しになっているなど、構成上の矛盾も多々あったようです。
いや、もう真面目なのか遊びでやってるのか(^^;
そんなゴッドマンの楽しいバトルシーンをご覧下さい。
ゴッドマン バトルシーン
はい、という事で、ゴッドマン。
「おはよう!こどもショー」で毎日会える5分間の特撮ヒーロー。
その姿は、とても斬新で、戦い方もツッコミどころ満載の面白い作品です。
2001年にCSの「ファミリー劇場」で再放送されたほか、2008年には、初ソフト化となる「傑作選DVD」が発売されています。
また、同時(2008年)に発売された「グリーンマン傑作選」とのセット『行け!行け!ゴッドマン&グリーンマンBOX』には、特典映像として、約22分間のゴッドマンの「新作」映像が収録されているようです。
興味のある方は、ぜひ。
以上
※みなさんの感想、思い出など、コメントお待ちしております
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