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【ガルビオン】スポンサー倒産で多くの有望な設定を残して打ち切られた不運のロボットアニメ




【☞超攻速ガルビオン

『超攻速ガルビオン』(ちょうこうそくガルビオン)は、1984年2月3日から同年6月29日まで毎週金曜日17:30 - 18:00の枠にてテレビ朝日系列で放送された、国際映画社製作のロボットアニメ。国際映画社が手がけた最後のロボットアニメである。メインスポンサーだったタカトクトイスの倒産により急遽打ち切りが決定し、第22話までの放送となった。

「►スラングル」の後継番組に当たる「国際映画社」製作のロボットアニメ。
スポンサーであった玩具メーカー「タカトクトイス」が倒産したことにより、本作も第22話で打ち切りになってしまいました。
また、スポンサーの倒産は、国際映画社自体の経営悪化にも繋がり、一時期は、「タツノコプロ」や「日本アニメーション」をも凌ぐ程の売り上げをあげていた国際映画社は、実質上の倒産に追いやられてしまいました。
その意味で、本作は、国際映画社が最後に手掛けたロボットアニメです。

ちなみに、ロボットアニメ以外では、1985年7月まで放送(打ち切り)された「►ふたり鷹」が最後の作品となっています。

「►J9シリーズ」も手掛けた制作会社が、何とも悲しい結末ですね。
余談ですが、国際映画社は、会社自体は存続しているようです。
ただし、制作活動は一切行っておらず、現在は、かつて製作した作品の版権管理のみを行っているみたいですね。

はい。
そんなガルビオンのあらすじ。

時は、西暦2099年。
地球は異星人メタルロードのもたらした技術により大きな発展を遂げたが、同時に戦争も引き起こしてしまった。
地球人の野蛮さを恐れた異星人は、地球全体をシグマバリヤーで覆って地球人を地球に封じ込めてしまった。
このバリヤーのために飛行を制限された地球で、飛行機の代わりに発展したのが、地球全土を網羅した高速道路と自動車社会だった。

受刑者だった「無宇(ムウ)」と「麻矢(マヤ)」は、

galvion-mu.jpg

galvion-maya.jpg

恩赦を条件に「レイ・緑山」の率いる私設警察チーム「サーカス」の一員となり、

galvion-ray.jpg

新鋭マシン「サーカスⅠ/ガルビオン」を駆って、世界征服を企む秘密組織シャドウと戦う。

galvion-a.jpg


それでは、オープニング、エンディング、行ってみましょう。


ガルビオン OP



良いですね。
何となく映像と音楽の組み合わせが80年代の雰囲気を感じますね(^^;
ちょっと未来的で、ネオンが輝く街を疾走する映像と、ロボットアニメらしくないポップなメロディ。
どこどなく「►キャッツ・アイ」っぽい「お洒落さ」を感じさせます。

続いて、エンディング。





こちらも好きなメロディですね。
バラード調の曲で、ちょっとノスタルジック。
夕焼けの海辺を走る車。
次第に夜になって・・・
流れる風景の中に椰子の木。
もう、80年代の匂いがプンプンして大好物です。

ちなみに、どちらも歌っているのは、「田中利由子」。
残念ながら、詳細な情報はありませんでした(^^;


さて、ガルビオン。
あらすじにもある通り、異星人によって「飛行を禁じられた世界」が舞台(ちょっと強引w)。
その為、「自動車が発達」した、という設定です。
なので、主役ロボである「ガルビオン」もスーパーカー形態の「サーカスⅠ」から変形するロボットです。

■サーカスⅠ
これが・・・
galvion-circus1.jpg


こうなって・・・
galvion-toy2.jpg


■ガルビオン
galvion-toy3.jpg

この変形、良く出来ていますね。

ちなみに、「ガルビオン」の人型形態は、「ロードファイター」と言われる形態です。
そして、スーパーカーと、このロードファイターの「中間形態」である「ロードアタッカー」という形態も設定上は存在していたのですが、残念ながら、本編に登場することはありませんでした・・・。

galvion-toy4.jpg

galvion-road-attacker.jpg

galvion-load-attacker-toy.png

この形態も格好良いです。
中間形態と言えば、「►マクロス」以降、流行った「手足が付いた」乗り物、を想像しますが、これは、変に凝ることなく、未来的な乗り物になっている所が逆に好感を持てます(^^;

その他にも、味方のロボットとして、「ゼクター(ガルビオンⅡ/サーカスⅢ)」や、敵側ロボ(メタルバトラー)の「ラグドル」などが登場します。

■ゼクター(ガルビオンⅡ/サーカスⅢ)
galvion-zector.jpg


■ラグドル(メタルバトラー)
galvion-metal-battler.jpg


どのロボットのデザインも当時としては、十分、格好良いですね。
あと、車からロボットに無理なく変形できる点も素晴らしいと思います。
メカニックデザインは、「大畑晃一」が担当しています。
一人でデザインした作品は少ないようですが、前作「►スラングル」をはじめ、「►アルベガス」や、「►レザリオン」など、数多くの作品に携わっています。
また、アニメ監督としても、活躍しているようですね。


ところで、ガルビオンは、途中(第22話)で打ち切られた為、多くの設定が本編に登場することなく終わってしまっています。
中間形態のロードアタッカーもそうですが、ゼクターは、ロードアタッカー形態のサーカスⅠと合体する「ロードアタッカー・ウエポンブースター・ゼクター(ロードファイヤー)」という形態も第26話で登場させる予定だったようです。
また、サーカスⅠのメンテナンス機能を持った専用トレーラー「サーカスⅡ」は、第19話で敵に破壊されるのですが、物語の後半で「新サーカスⅡ」として復活する予定が、これも残念ながら叶いませんでした。
ロードファイヤー、見てみたかったですね。


はい、という事で、超攻速ガルビオン。
スポンサーの倒産により、多くの設定を残したまま打ち切られたロボットアニメ。
後半にかけてのパワーアップや、盛り上がるであろう多くの設定を登場させる事ができないまま終わったのは、本当に残念ですね。
ロボットのデザインも格好良いので、最後まで続いていたら、人気が出ていたかも?
内容に関係なく終わってしまった、何とも不運なアニメでした。
映像ソフトは、1980年代にVHS/Betaのビデオが発売されたのみで、長らくDVD化されていませんでしが、2013年7月に、遂にDVD-BOX、及び、Blu-ray BOXが発売されました。

galvion-dvd2.jpg

興味のある方は、ぜひ。

以上



※みなさんの感想、思い出など、コメントお待ちしております
【ガルビオン】
スポンサー倒産で多くの有望な設定を残して打ち切られた不運のロボットアニメ
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コメント

973

キャラデザのたがみよしひさっぽさがOP以降見られなかったのよねw
特徴的な鼻のラインもほぼアニメ風オリジナルに・・・

2016/01/25 (Mon) 18:33 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
974

ガルビオンの世界観は、アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」が元になっているそうです。
上位存在によって活動できる高度を制限されているとか、そういったところとか。

ちなみに幼年期ではオーバーロード、本作ではメタルロード・・・、似てるw

2016/01/25 (Mon) 19:49 | あの頃の名無し #SFo5/nok | URL | 編集
975

これから面白くなるって所で打ち切り。
同じ国際映画社が関わったバルディオスも似たようなもんだったし
スポンサーに恵まれてなさ過ぎるw

2016/01/25 (Mon) 21:36 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
976

本放送時代はアニメをよく見ていたがこれは記憶に無いなぁ

2016/01/25 (Mon) 22:18 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1013

田中利由子さんは現在はジャズシンガーに転向して活躍されているみたいですね

2016/02/01 (Mon) 14:17 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1050

後半で敵メカがロストテクノロジーで作られて強力になったような記憶が…
あと14インチのブラウン管TVで見てましたw

2016/02/08 (Mon) 12:36 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1257

メタルバトラーって味方じゃなくて敵メカの事じゃなかったっけ

国際映画社のロボットアニメの中ではロボットがよく動く方だと思ったが。

2016/03/07 (Mon) 21:20 | あの頃の名無し #IE6T3EV. | URL | 編集
1259

※1257

メタルバトラーは、敵側のロボットですね(^^;
しかも、画像はメタルバトラーの「ラグドル」ですね。
失礼しました。
記事を修正しました。
ご指摘どうもありがとうございましたm(__)m

2016/03/07 (Mon) 21:47 | 管理人 #- | URL | 編集
1359

たがみよしひさが好きだったので、期待して見てました。
設定のナレーションで始まり、ラストも長いナレーションで終わりました。
サーカス1も作りました。

ガリアンのところにも書いたけど、このプラモも高値がついてます。
当時、普通に買って普通に作ったキットを、今の自分の技術、道具、情報を駆使して
改めて作り直してみたいと、オークションを覗いているのですが。

2016/03/23 (Wed) 13:34 | 雪狼 #qTunZ4MM | URL | 編集

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