
【☞とびだせ!マシーン飛竜】
『とびだせ!マシーン飛竜』(とびだせ!マシーンひりゅう)は、1977年(昭和52年)10月5日-1978年(昭和53年)3月29日まで、東京12チャンネルの水曜日19:30-20:00枠で放送された、東映・タツノコプロ制作のテレビアニメ。全21話。
いわゆるスーパーカーブームを受けて、この1977年秋(10月初頭前後)には、カーレースアニメだけで『激走!ルーベンカイザー』『超スーパーカー ガッタイガー』『アローエンブレム グランプリの鷹』そして本作と4本も同時に放映された。本作はその中でも唯一の、ギャグアニメとして制作された作品である。
『とびだせ!マシーン飛竜』(とびだせ!マシーンひりゅう)は、1977年(昭和52年)10月5日-1978年(昭和53年)3月29日まで、東京12チャンネルの水曜日19:30-20:00枠で放送された、東映・タツノコプロ制作のテレビアニメ。全21話。
いわゆるスーパーカーブームを受けて、この1977年秋(10月初頭前後)には、カーレースアニメだけで『激走!ルーベンカイザー』『超スーパーカー ガッタイガー』『アローエンブレム グランプリの鷹』そして本作と4本も同時に放映された。本作はその中でも唯一の、ギャグアニメとして制作された作品である。
70年代後半のスーパーカーブームに乗じて製作されたレースアニメが乱立した中の1本。
「►ルーベンカイザー」、「►グランプリの鷹」などと、ほぼ同時期に放送されていた「タツノコプロ」が製作したカーレースアニメです。
この時期のスーパーカーアニメは、「グランプリの鷹」を除き、どれも短命に終わるのですが、本作も例に漏れず、全21話で終了しています。
ただ、本作は、他の作品とは違い、唯一、コメディの要素を前面に押し出した作風となっており、他作品との差別化が図られています。
この辺りは、さすが、「►タイムボカン」や「►ヤッターマン」で、メカとギャグの組み合わせをこなして来た「タツノコプロ」ならでは、という感じでしょうか。
■あらすじ
ゼニゼニチームのキャラクターを見るだけで、タツノコプロってのが分かるなあ(^^;
はい、それでは、オープニング、エンディング、行ってみましょう。
マシーン飛流 OP/ED
楽しさ溢れる主題歌ですねー。
ちょっと、スーパーカーというテーマからは、想像できないコミカルな曲調です。
同時期のカーレースアニメが、マシンの格好良さや、スピード感を強調するような硬派なイメージなのと対照的ですね。
例えるなら、タイムボカンシリーズのメカが、スーパーカーに変わっただけ、って感じ?(^^;
タイムボカン風チキチキマシーン、というべきか。
さて、マシーン飛竜。
実は、このアニメ、当初は、「ガンダム」など多くのロボットアニメで有名な「富野由悠季」が監督をする予定になっていたみたいです。
残念ながら、「►ザンボット3」の製作を理由に断られてしまった、と(^^;
もし、富野由悠季が作ってたら、どうなってたか、凄く興味がありますね。
ギャグアニメじゃなくて、もっとシリアスな作品になっていて、途中で登場人物達が事故死したりするんだろうか(^^;
ちなみに、本作のメカニックデザインは、「大河原邦男」です。
こちらも「タイムボカンシリーズ」や「ガンダム」をはじめ、多くの格好良いメカを生み出してきた人物ですね。
それでは、マシーン飛流のメカを見てみましょう。
■マシーン飛流
■飛竜コプター
■飛竜ダンパー
これだけ見ると、格好良いデザインでヒーローらしさが漂うマシンですよね。
一方、ゼニゼニチームのマシン(ゼニゼニマシーン1号)は、ギャグ要素が強いデザインです。
ただ、画像が見つからないんので困る(^^;
ゼニゼニチームのメカは、玩具化されてないんでしょうね。
まあ、1号は、毎回壊れるので、毎回違うマシンなのですが、一応、オープニングでは、サメをモチーフにした「虎鮫号(第1話のマシン)」が登場しています。
その他にも、「ライオンギーニ」(ランボルギーニのことかw)、「ブスタング」(これは、マスタングだなw)、あと、タコ型のマシンだったりと、いろいろと面白いマシンが登場します。
この辺の展開も、タイムボカンシリーズで、悪側のトリオが毎回送り出す奇抜なメカを、善側のメカが圧倒する、というお馴染のパターンに似てるかもしれません。
ちなみに、2号と3号は、ヘリコプターで、2号がトランスポーター(1号と3号を格納)の大型ヘリコプター。
3号は、小型のジェットヘリコプターです。
こちらも、共にオープニングで登場していますね。
はい、という事で、とびだせ!マシーン飛竜。
スーパーカーブームの中、製作されたカーレースアニメとしては珍しいギャグアニメという異色の作品。
そこには、タツノコプロの経験が活きているようです。
残念ながら、映像ソフト化はされていないようなので、今となっては、視聴は難しいアニメのようですね。
まあ、全21話で終了したマイナーな作品なのでしようがないかな。
いつの日にかDVDが発売される日が来ると良いですね。
以上
※みなさんの感想、思い出など、コメントお待ちしております
【マシーン飛竜】
タツノコプロ製作のスーパーカーレースは異色のギャグアニメ
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