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【ロボット刑事】石ノ森章太郎が40年以上前に描いたロボコップ?




【☞ロボット刑事

『ロボット刑事』(ロボットけいじ)とは1973年(昭和48年)4月5日から同年9月27日までフジテレビ系で毎週木曜日19:00 - 19:30に全26話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組、およびこれと同時期に『週刊少年マガジン』で連載されていた石森章太郎作の漫画。
本番組のタイトルは『ロボット刑事』だが、主題歌でタイトルと主人公名を繋げて「ロボット刑事K」と歌われているため『ロボット刑事K』と誤解される場合もある。

フジテレビ系で初めて放送された、「石ノ森章太郎」原作の特撮ドラマ、ロボット刑事。
ただし、石ノ森章太郎は、キャラクターデザインといくつかのアイディアの寄与、および漫画版の執筆に留まり、実質的な原作者は東映のスタッフによるものみたいですね。
あと、「JAC(ジャパンアクションクラブ)」初の単独アクション担当作品でもあるようです。

ちなみに、漫画は、「週刊少年マガジン」1973年1号から、テレビ版第1話の放送に約3か月先行して連載開始、同年41号まで掲載されました。
「►仮面ライダー」や「►キカイダー」同様、テレビ版とのタイアップ漫画であり、テレビ版の放映終了に合わせて漫画も終了しました。
なお、テレビ版とは、ストーリーは異なるものの、互いに補完する要素があり、合わせてみると、より深く世界観を理解できるようになっているようです。

robotkeiji-comics.jpg

robotkeiji-manga1.gif
robotkeiji-manga2.jpg


テレビ版は、捜査用ロボットK(ケー)と人間の刑事たちのチームが、犯罪組織「バドー」の事件の捜査し、最後に敵のロボットと戦闘モードのKが戦う、というのが基本的なストーリー展開で、刑事ドラマ風ではありますが、より特撮ヒーロー要素が強い作品です。
また、変身ヒーローがブームだった当時としては珍しい、人間体を持たず変身もしないヒーロー、が主人公である点、更に、当時のヒーローでは珍しく必殺技として銃火器を使用するのも大きな特徴です。

■あらすじ

ある夜、密室殺人事件が発生。
それは人間にはとても不可能な状況での犯行だった。

捜査する「」と「新條」の前に、一人の刑事が現れる。

robotkeiji-scene1.png

robotkeiji-scene2.png

彼はロボットで自らを「K」と名乗り、犯人もロボットであることを告げる。
事件の背後に、犯罪ロボットレンタル組織「バドー」が存在することが明らかになり、芝たちとKによるチームのバドーに対する戦いが始まった。


それでは、オープニング、行ってみましょう。


ロボット刑事 OP



※OP/EDをまとめた動画があったので貼っておきます



なかなか格好良い曲ですね。
歌っているのは、「水木一郎」ですが、やっぱり上手いなー。
滑舌が良いというか はっきりとした力強い歌い方が聞いていて安心できます。

ちなみに、このオープニング曲の3番は、第1~4話のエンディングとして、使われていました。
そして、第5話以降は、「進め!ロボット刑事」という曲に変更されています。
が、残念ながら、エンディングは動画が見つかりませんでした。
歌ってみた」はあるんですけどねー(^^;


さて、ロボット刑事。
普段は、黄色いハンチング帽に赤いブレザーを着て、「刑事」というより、何だか「探偵」っぽい風貌で捜査をしているんですが、

robotkeiji-normal.jpg

敵の犯罪ロボットと戦う時は、服を脱ぎ捨て、通常時の5倍の戦闘力を発揮します。
この素のボディをさらけ出す事が一種の変身シーンみたいなもんですね。
ただ、ブレザーを脱いで、ぐるぐる回して放り捨てるシーンとか、格好良いようで、何か動きがぎこちないようで、微妙ですw

robotkeiji-battlemode1.jpg

顔付きは、何となくキカイダーっぽいですよね。
ロボット刑事の事を「子供の頃は、キカイダーの仲間だと思ってた」と書いてる記事を見たことあるんですが、わかる気がする(^^;

なお、第22話では、更に強化改造され、頭部には「機関砲」、肩に「ミサイル」を装備します(^^;
以降は「ブローアップ!」のかけ声とともに両眼が銀色となって全身が赤く変化し、戦闘モードに入るようになりました。
ちなみに、この形態に特定の名称は付いておらず、雑誌などでは、「ブローアップK」や「パワーアップK」と表記されていたみたいです。

robotkeiji-blowup.jpg

robotkeiji-blowup2.jpg

しかし、過剰装備とも思えるパワーアップっぷりですね(笑)
たぶん、視聴率を考慮した「テコ入れ」だったんでしょうけどね。
結局、この「ブローアップ」したKの活躍は長続きすることなく、全26話で終了しました。

このKの姿だけを見ると、単なる勧善懲悪の特撮ヒーローモノに見えますが、そこは、石ノ森章太郎原作のヒーロー。
そんなに単純ではありません。
どうしてもロボットを認められない、古風な考えの芝刑事との関係や、守るべき人々から拒絶されるなど、仮面ライダーやキカイダーにも共通する、人とは違う姿のヒーローが抱える苦悩、がベースにあります。

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芝刑事に「機械野郎に人の気持ちがわかるか」、「鉄くず野郎」など、罵声を浴びることもありますが、そういった辛辣な言葉が最終的な和解のシーンを盛り上げるわけですね。
まあ、ベタな展開ですが(^^;


はい、と言うことで、ロボット刑事。
他の特撮ヒーローとは一味違った、人の姿を持たず変身もしないヒーロー。
更に、刑事という職業、相手は犯罪ロボットをレンタルしている企業、というそれまでにない斬新な設定で、他の特撮ヒーローとは差別化を図った作品です。
映像ソフトは、2003年11月と2004年2月にDVD(全2巻)が発売されています。

robotkeiji-dvd.jpg

また、YouTubeの「東映特撮 YouTube Official」では、これまでに、2012年と2014年の2度、ネット配信が行われました。
定期的に再配信があるので、今年あたり、また見られるかもしれませんよ。

以上



※みなさんの感想、思い出など、コメントお待ちしております

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コメント

874

ロボット刑事好きでした。
敵のロボットのデザインも面白い奴が多かったですよね。
雑誌の付録についていたカミナリマンのカードがお気に入りで
大切にしていたのを思い出しました。

2016/01/07 (Thu) 19:44 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
875

主題歌が電人ザボーガーと似てる

2016/01/07 (Thu) 22:16 | 特撮中興の祖をを見指す男 #StcmbDTo | URL | 編集
877

直接的なつながりはないですが、人間型を持たない非変身タイプのロボット刑事で
特捜ロボ・ジャンパーソンという作品が後年作られていますね。

メタルヒーローもの全盛時にかなりの冒険だった気もします。

2016/01/08 (Fri) 08:54 | いつもの情報屋さん #SFo5/nok | URL | 編集
878

テレビは見たことないけど、原作コミックは復刻版で読んで面白かった アシモフの「鋼鉄都市」とかを意識したんだろうけど、昭和40年代の前半にあの設定や内容は意欲的

作品としても人間と非人間のコンビものの先駆でないかと

2016/01/08 (Fri) 13:47 | ゆとりある名無し #- | URL | 編集
891

石森特撮作品ではロボット刑事が一番好きかも。
最初からロボットの見た目だけどロボコンと一緒で
子供からしたらKも取っ付きやすいキャラなんだろうなぁ。

2016/01/10 (Sun) 20:53 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
900

ロボット刑事も石ノ森作品としては異色だったけど、
大鉄人17とかも巨大ロボットもので毛色が変わっていて好きだったなぁ。
こっちもそのうち取り上げて欲しいかもw

2016/01/13 (Wed) 00:22 | いつもの情報屋さん #SFo5/nok | URL | 編集
1066

庵野秀明が石ノ森作品を語ってた記事を前に何かで見たことがあるけど
特に原作版ロボット刑事を絶賛してたね

2016/02/11 (Thu) 15:31 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1143

ロボット刑事の見ていたけど殆ど記憶にない途中のパワーアップもえっ?こんな感じだっけ?ただ何故か異常に家に当時のロボット刑事のグッズがある
ソフビにレコードかなり前に友達から誕生日のプレゼントでロボット刑事のビデオまで貰ったなんでだろう確か当時は仮面ライダーV3の方が好きだったはずだがなぁ

2016/02/21 (Sun) 01:29 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1411

石ノ森キャラっぽい顔立ちで結構好きだな
放送見たことないけど
スト3にこれをモデルにしたQってキャラがいたよね

2016/04/02 (Sat) 12:47 | あの頃の名無し #- | URL | 編集

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