
【☞亜空大作戦スラングル】
『亜空大作戦スラングル』(あくうだいさくせんスラングル)は、1983年1月21日から1984年1月27日までテレビ朝日系で全53話(本編52話+総集編1話)が放送された国際映画社制作のSFアクション・ロボットアニメである。放送枠は、テレビ朝日および同局との同時ネット局(新潟テレビ21・九州朝日放送・鹿児島放送など)では、毎週金曜日17時30分~18時00分。
テレビ朝日での本作の放送枠は、ローカルセールス枠扱いだったため、遅れネットとなった系列局が幾つかあった(例:名古屋テレビ・広島ホームテレビ・東日本放送)。また、放送しなかった系列局もある。
近畿広域圏では、基幹局・朝日放送の番組編成から外れたため、独立UHF局のサンテレビ・KBS京都・テレビ和歌山にて放送された。
『亜空大作戦スラングル』(あくうだいさくせんスラングル)は、1983年1月21日から1984年1月27日までテレビ朝日系で全53話(本編52話+総集編1話)が放送された国際映画社制作のSFアクション・ロボットアニメである。放送枠は、テレビ朝日および同局との同時ネット局(新潟テレビ21・九州朝日放送・鹿児島放送など)では、毎週金曜日17時30分~18時00分。
テレビ朝日での本作の放送枠は、ローカルセールス枠扱いだったため、遅れネットとなった系列局が幾つかあった(例:名古屋テレビ・広島ホームテレビ・東日本放送)。また、放送しなかった系列局もある。
近畿広域圏では、基幹局・朝日放送の番組編成から外れたため、独立UHF局のサンテレビ・KBS京都・テレビ和歌山にて放送された。
■ストーリー
二連星バクサスα・βの間に存在する可住空間「亜空」。
その中心にある、人工都市・ギャラクタウンには、悪の総合企業体「クライム」が暗躍していた。
このクライムに対抗するため、結成された非合法防衛チーム「ゴリラ」は、
各人の専用メカと、大型変形トレッカー「スラングル」を駆り、さまざまな任務を遂行していく。
海外ドラマ「スパイ大作戦」にアイデアを得て製作された本作、スラングル。
説明するまでもないと思いますが、「トム・クルーズ」主演で大ヒットした映画「ミッション・インポッシブル」の元になったドラマですね。
そのせいか、子供向けらしからぬストーリーや雰囲気を感じる作品です。
製作は、「►J9シリーズ」など、数々のカルトアニメを送り出した国際映画社。
キャラクターデザインには、ゲームソフト「FF(Final Fanatasy)シリーズ」でお馴染の「天野喜孝」、音楽「山本正之」といった当時気鋭の才能を集め、更に「古谷徹」、「鈴置洋孝」、「平野文」ら、人気声優がレギュラーを務めるなど、豪華な布陣となっています。
ただ、作画・演出面に関して、当時の水準としては低いことを指摘されることが多く、「J9」程の人気は獲得できませんでした。
それでも、全52話+総集編1話で、約1年に渡り放送されたことを考えると健闘していると思います。
それでは、オープニング、エンディング、行ってみましょう。
ともに、前期、後期の2曲があります。
まずは、前期から。
スラングル OP(前期)
「亜空大作戦のテーマ」(第1話 - 第26話)
スラングル ED(前期)
「LOVE IS MORE (愛にめざめて)」(第1話 - 第27話)
作曲は、「►タイムボカンシリーズ」で、多くの曲を手掛けた「山本正之」。
「スパイ大作戦」にインスパイアされて作られたと言われているだけあって、ロボットアニメとしては珍しい曲と映像の組み合わせだと思います。
オープニングは、ちょっとジャズっぽい感じで、サビで盛り上がる、それまでのロボット物とは全く違います。
映像も、キャラクターが順番に登場してポーズを決める、というスパイドラマでありそうな演出。
エンディングについても、しっとりとした曲調に、セクシーな女性の後ろ姿の映像。
何となく、「►ルパン三世」を連想するような演出です。
やはり、対象年齢高めというか、大人っぽい雰囲気を感じますね。
ちなみに、歌っているのは、OPは、「片桐圭一」、EDは、「八木原奈々美」。
どちらも、詳細情報なしです(^^;
はい、続いて、後期。
スラングル OP(後期)
「FIGHTING ON」(第27話 - )
スラングル ED(後期)
「はるかな友よ」(第28話 - )
後期は、ロボットアニメ定番のオープニングになってますね(^^;
これは、途中でメンバーの1人が死んで交代を機に路線変更したためだと思われます。
しかし、エンディングのバラード曲、これは、良い曲ですね。
歌っているのは、OP=「はせもとひろ」、ED=「飯野茂一」。
こちらも、情報なし(^^;
はい、それでは、ロボット「スラングル」を見てみましょう。
この無骨なロボットがスラングルです。
格好悪くは無いけど、スマートではないですね。
股間が気になるw
どっちかっていうと、「►ザブングル」の「ウォーカーギャリア」っぽいデザインですね。
トゲトゲした装飾が無くて、シンプルで頑丈そうな見た目。
スラングルは、戦況に応じて、飛行タイプの「ヴィークル・モード」と、地上走行特化型の「タンク・モード」にも変形できる可変型戦闘メカです。
ちなみに、人型は、「アタック・モード」と言います。
飛ぶのか、これ・・・(^^;
まあ、舞台は亜空間ですからね、地球のイメージで見てはいけないのですよ。
こちらは、名前に相応しいスタイルかと思います・・・。
いや、ヴィークル・モードの方がタンクっぽいかな?w
「►マクロス」のヒット以降、「脚付き」の戦闘マシンが増えましたからね。
スラングルも例外ではありません。
スラングルのほかにも、主役側チーム「ゴリラ」のメンバーは、それぞれ、愛機を持っているんですが、こんな感じ↓
かなりマクロスから影響受けてる感じがします(^^;
はい、と言うことで、亜空間大作戦スラングル。
少しアダルトな雰囲気を持ったロボットアニメですが、やはり子供達にはスパイアクション風味は受けが悪かったのか、途中で路線変更しています。
後半は、分かりやすい戦闘モノに変わりましたが、前半の政治色やお色気を含んだストーリー展開が好きな人には不評みたいですね。
映像ソフトは、2004年にDVD-BOX(全2巻)が発売されています。
興味のある方は、ぜひ。
以上
※みなさんの感想、思い出など、コメントお待ちしております
【スラングル】
スパイ大作戦にアイデアを得た大人の雰囲気を持つロボットアニメ
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