
【☞ペットントン】
『ペットントン』は、1983年10月2日から1984年8月26日までフジテレビ系で全46話が放送された、特撮テレビ番組および主役の宇宙人の名称。東映不思議コメディーシリーズ第3作目。
2作連続で続いた「ロボットもの」から「ペットもの」に方向を転換した作品である。作品コンセプトは、前年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』の影響を受けている。
ペットントンの容姿は、フジテレビ側プロデューサーの中に人が入っているように見えないものをという要請による。また子役との身長差を少なくし、より身近な存在にしようという意図もあった。ペットントンのスーツアクターを務めたのは、前作のロボ丸に引き続いて大野剣友会の高木政人。ペットントンは、中腰で演技する過酷なものだったが軽快に動いてみせ、さらにはスタッフの要望に応え、スケートボードに乗るというスタントまでこなしてみせた。プロデューサーの平山亨は、放送終了後に高木の演技を絶賛したという。
『ペットントン』は、1983年10月2日から1984年8月26日までフジテレビ系で全46話が放送された、特撮テレビ番組および主役の宇宙人の名称。東映不思議コメディーシリーズ第3作目。
2作連続で続いた「ロボットもの」から「ペットもの」に方向を転換した作品である。作品コンセプトは、前年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』の影響を受けている。
ペットントンの容姿は、フジテレビ側プロデューサーの中に人が入っているように見えないものをという要請による。また子役との身長差を少なくし、より身近な存在にしようという意図もあった。ペットントンのスーツアクターを務めたのは、前作のロボ丸に引き続いて大野剣友会の高木政人。ペットントンは、中腰で演技する過酷なものだったが軽快に動いてみせ、さらにはスタッフの要望に応え、スケートボードに乗るというスタントまでこなしてみせた。プロデューサーの平山亨は、放送終了後に高木の演技を絶賛したという。
「►東映不思議コメディシリーズ」の第3作目であるペットントン。
原作は、「石ノ森章太郎」です。
いや、ペットントン、懐かしいですね。
ぶっちゃけ、全体的なデザインは、ちょっとキモイですが(^^;
つぶらな瞳のおかげで全てを許してしまえる程のカワイさになってるのが凄いです。
ただ、かなり「E.T.」の影響うけてるのが分かりますね。
内容を簡単に説明すると、
ある日、主人公「畑 ネギ太」の家の前に突然UFOが現れて、「ペットントン」が入った袋を捨てて行きます。
その異形な姿に最初は戸惑い、捨てようとするものの、結局、一緒に生活することに。
ペットントンは不思議な力を持っており、「時間を戻す」コトが出来るなど、様々な能力を持っています。
また、感情表現が豊かで落ち込むとしぼんでしまったり、膨らんだり、と色んな姿を見せてくれます。
ストーリーは、1話完結がメインで、畑家の人々やその周囲で起こるトラブルに、ペットントンが時間を止めたり、「友達の輪」等の能力を使って騒ぎを収拾する、と言う内容となっています。
それでは、オープニング、エンディング、行ってみましょう。
ペットントン OP
ああ、この歌好きだったなー。
懐かしい、今でもサビの部分、歌詞を覚えてます。
歌っているのは、「アイ高野」。
2006年に急性心不全のため、55歳の若さで無くなっていますが、日本のロック界では重鎮だった人のようですね。
以前、ナツメロで紹介した「►クリエーション」の「ロンリーハート」。
これを歌っているのも「アイ高野」さんですね。
あと、アニメや特撮では、「サスライガー」、「ジャスピオン」などの主題歌も歌っています。
はい、続いてエンディング。
ペットントン ED
こちらも、懐かしいわー。
特撮コメディのエンディングとは思えない切ない曲調。
でも、好きなメロディです。
歌っているのは、「小林綾子」ですよ。
名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、NHKのドラマ「おしん」の女の子、と言えば、すぐに顔が浮かぶんじゃないでしょうか。
ちなみに、ペットントンの特別放送「ペットントンSP さよなら!!夏休み」には、本人が出演してたみたいです。
その後、どうなったのか気になる方もいると思いますが、今でも順調に女優として活動しており、ちょくちょくドラマや映画に出演しています。
ちな、現在。
さて、ペットントン。
人気はどうだったのか、と言うと、かなり好調だったようですね。
平均視聴率は、約16%で、最高視聴率は、関東地区で20.5%を記録しています。
この人気の影には、やっぱり、このキャラの存在があると思うんですよ。
そう、畑家のおばあさん、セロリ。
「►意地悪ばあさん」に引けを取らない強烈な個性のおばあさんです。
演じているのは、「►ロボット8ちゃん」で、「バラバラマン」役だった「斉藤晴彦」さん。
中年サラリーマンの悲哀を感じさせるバラバラマンは、高年齢層の視聴者の支持を得て作品を代表するキャラクターとなりました。
本作のセロリばあさんでも、毎回、トラブルの火付け役というか、騒動を大きくする役回りが多く、存在感を発揮しています。
ペットントンと並んで印象に残るキャラクターですね。
「斉藤晴彦」さんが、昨年(2014年6月)亡くなられたのが本当に残念です。
はい。
それから、番組の人気に伴い、番組終了後には、上でも書いた「小林綾子」がゲスト出演するスペシャル版が製作されました。
そして、このスペシャルでは、「香港ロケ」を敢行すると言うシリーズ初の快挙を成し遂げています。
まさか、ここまで人気があったってのは知らなかったなー。
まあ、私が主題歌の歌詞を覚えているくらいですからね。
つまり毎週見てたわけで、やはり何かしら引き付ける魅力があったんでしょうね。
と、言う事で、ペットントン。
それまでのロボット路線から、異生物へキャラクターを変えた最初の特撮ドラマです。
そして、それは見事に成功し、後の東映不思議コメディーシリーズが、不思議生物モノへと転換するきっかけとなりました。
映像ソフト化は、残念ながらされておらず、2008年7月に発売された「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されているのみとなっています。
人気のあった番組なのに・・・これが、一番の不思議だよ(^^;
何か権利上の問題みたいな大人の事情があるのかな?
いつの日かDVDが発売されると良いですね。
以上
※みなさんの感想、思い出など、コメントお待ちしております