
【☞破裏拳ポリマー】
『破裏拳ポリマー』(はりけんポリマー)は、NET日本教育テレビ(現・テレビ朝日)系で放送されたテレビアニメ。全26話。
関東地方での放映期間・時間は1974年(昭和49年)10月4日から1975年(昭和50年)3月28日まで、毎週金曜日18時00分 - 18時30分の時間帯。
1974年の前期に終了した『科学忍者隊ガッチャマン』『新造人間キャシャーン』に続いて製作されたタツノコSFアクションヒーローもの。1973年にブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』が大ヒット、カンフーブームが巻き起こった影響を受けて、本作の主人公の顔はブルース・リーをモデルにしたものになり、アクションの際のかけ声もブルース・リーを意識したものだった。演じた曽我部和恭は、ブルース・リー風にとの注文を受けて、ブルース・リーの映画を何回も見に行ったという。
ドラマはそれまでのシリアス路線とは打って変わってコメディ調。舞台となる都市名が実在の名称をない混ぜにした「アメホン国ワシンキョウ市」とされているように、無国籍的な世界観を強調している。1話ごとに交代する敵の集団も非常にポップで奇妙な感覚のデザインであり、ライトなアメコミ調の感覚を醸し出している。企画担当スタッフの鳥海尽三は本作を時代劇『遠山の金さん』の世界と端的に評した。企画の発想には他にも『鞍馬天狗』があるという。
1996年には、『新造人間キャシャーン』、『科学忍者隊ガッチャマン』に続いてOVAでリメイクされた。また、1981年のタイムボカンシリーズ第5作『ヤットデタマン』は設定に似通った部分が散見され、主演声優も同じ曽我部であるなど、当作品へのオマージュあるいはセルフパロディの性格を持っていた。
『破裏拳ポリマー』(はりけんポリマー)は、NET日本教育テレビ(現・テレビ朝日)系で放送されたテレビアニメ。全26話。
関東地方での放映期間・時間は1974年(昭和49年)10月4日から1975年(昭和50年)3月28日まで、毎週金曜日18時00分 - 18時30分の時間帯。
1974年の前期に終了した『科学忍者隊ガッチャマン』『新造人間キャシャーン』に続いて製作されたタツノコSFアクションヒーローもの。1973年にブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』が大ヒット、カンフーブームが巻き起こった影響を受けて、本作の主人公の顔はブルース・リーをモデルにしたものになり、アクションの際のかけ声もブルース・リーを意識したものだった。演じた曽我部和恭は、ブルース・リー風にとの注文を受けて、ブルース・リーの映画を何回も見に行ったという。
ドラマはそれまでのシリアス路線とは打って変わってコメディ調。舞台となる都市名が実在の名称をない混ぜにした「アメホン国ワシンキョウ市」とされているように、無国籍的な世界観を強調している。1話ごとに交代する敵の集団も非常にポップで奇妙な感覚のデザインであり、ライトなアメコミ調の感覚を醸し出している。企画担当スタッフの鳥海尽三は本作を時代劇『遠山の金さん』の世界と端的に評した。企画の発想には他にも『鞍馬天狗』があるという。
1996年には、『新造人間キャシャーン』、『科学忍者隊ガッチャマン』に続いてOVAでリメイクされた。また、1981年のタイムボカンシリーズ第5作『ヤットデタマン』は設定に似通った部分が散見され、主演声優も同じ曽我部であるなど、当作品へのオマージュあるいはセルフパロディの性格を持っていた。
ポップでコメディなタツノコプロのSFアニメ・破裏拳ポリマー。
キャラクターは「►ガッチャマン」と「►キャシャーン」に通ずるものがありますね。
主人公の破裏拳ポリマーこと「鎧 武士」は、当時、大人気だった「ブルース・リー」をモデルにしているようですが・・・
う~ん・・・
唯一、髪型はブルース・リーを意識してるのは伝わりますね(^^;
ああ、あと、声を担当した「曽我部和恭」がブルース・リーの映画を見まくって意識したという、ポリマーの掛け声も良いですw
「►北斗の拳」のケンシロウも有名でしょうが、ポリマーが先だから。
それから、空手や柔術を元にした「破裏拳流」の格闘技アクションや引き締まった筋肉(肉体美)は、ブルース・リー以上に格好良くて、そこは、さすがスーツヒーローを描いてきたタツノコプロという感じでしょうか。
そんな破裏拳ポリマーのあらすじ、
アメホン国はワシンキョウ市に構える国際警察庁本部・・・の向かいのNo.1ビルににみずぼらしく存在する「車探偵事務所」。
探偵長であり「2代目シャーロック・ホームズ」を自称する「車 錠」(くるま じょう)は警察庁本部を盗聴して次々に起こる怪事件に勝手に首を突っ込むのだが、いつも危ない所で謎のヒーロー破裏拳ポリマーに救われるのであった。
一体彼の正体は?
・・・実はその正体は、車の頼りない助手・鎧武士(本名・鬼河原 武)。
彼は最新科学の結晶「ポリメット」でポリマーに転身、無敵の強さで悪党を懲らしめる。
しかしその秘密を知るのは車の飼い犬である「男爵」のみ。
武士は実の父である「鬼虎」こと国際警察庁の鬼河原長官から逃げ回ったり、車やNo.1ビルのオーナー「南波テル」にイジメられながらも今日も道化を装うのであった・・・。
と、こんな感じ。
それでは、オープニング、エンディングです。
破裏拳ポリマー OP/ED
歌ってるのは、「ささきいさお」ですね。
オープニングについては、映像が2種類あったようです。
放送開始当初は、オープニング用の映像が完成していなかった為、第1話の戦闘シーンを流用、完成版は、第13話以降からとなっているようです。
そして、エンディングについては、再放送時は、こちらがオープニングに使われたらしいです。
さて、武士は、ポリメットにより、破裏拳ポリマーに変身するわけですが、
このポリメット、重化合物「ポリマー」という物質でできており、オレガー・スッテル博士によって開発されたという設定。
更に、このポリメットは、装着者の体を覆うように6種類の形態変形が可能です。
まず、1つ目が基本形である人型の「ポリマースーツ」
破裏拳ポリマー、そのものですね。
2つ目が、「ポリマーホーク」。
びぃよ~んとポリメットが変形して、飛行形態のポリマーホークになります。
(武士が変身してるんじゃなくて、ポリメットが全身を覆ってる、の図です)
これと同じような感じで、以下の4つの形態に変形できるわけです。
3つ目、「ポリマーグランパス」・・・鯱型の水中形態
4つ目、「ポリマードリル」・・・地底戦車型の地中形態
5つ目、「ポリマーマシン」・・・フォーミュラマシン型の高速走行形態
6つ目、「ポリマーローラー」・・・脚部を先頭にロードローラー状に変形し敵を圧搾したり、跳ね飛ばす
さて、破裏拳ポリマー。
1996年9月と1997年2月に「新破裏拳ポリマー」という全2巻のOVA作品でリメイクされています。
ただ、基本的な設定を踏襲したリメイクとは言え、武が本名のまま車探偵事務所に居候していたり、武がポリメットを手に入れる過程、あと、人物設定など旧作と異なる部分は多いようです。
新破裏拳ポリマー(OVA) OP
新破裏拳ポリマー(OVA) ED
OVA(リメイク)のオープニング、エンディング、かっこいいねー。
曲も良い!
と、言う事で、破裏拳ポリマー。
ガッチャマンやキャシャーンと似たような見た目のSFヒーローですが、残念ながら、大人気となったガッチャマンは別格としても、キャシャーン(全35話)よりも話数の少ない(全26話)短命な作品となってしまいました。
基本的に一話完結で毎回敵が変わるのでドラマ性が弱かったのかな。
次に繋がる具体的な目的意識を視聴者が持てない・・・みたいな?
でも、昨年末(2014年12月)に、Blu-ray BOX が発売されています。
短命だったとは言え、スタッフは「ガッチャマン」とほとんど同一で、アクションシーンや特殊効果の演出は秀逸。
更に、コメディ調のストーリー展開で、気楽に見れる面白さがあります。
タツノコアニメの面白さのエッセンスが詰まった作品かもしれません。
興味のある方は、ぜひ。
以上
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【破裏拳ポリマー】
短命だったけどアクションもギャグもタツノコプロのエッセンスがいっぱい
短命だったけどアクションもギャグもタツノコプロのエッセンスがいっぱい