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【キャシャーン】シリアス展開は大人向け?打ち切られても根強い人気(実写映画は除く)




【☞新造人間キャシャーン

『新造人間キャシャーン』(しんぞうにんげんキャシャーン)は、タツノコプロが制作した吉田竜夫原作のSFアニメ。
1973年10月2日から1974年6月25日まで、フジテレビ系で毎週火曜日19時00分 - 19時30分に、全38回(35話+再放送3話)にわたり放送された。

同社作品『科学忍者隊ガッチャマン』に続くSFヒーローものとして企画され、当初はガッチャマンの後番組として日曜日18時の枠で放映される予定だった。しかし、ガッチャマンが大人気を博し、放映期間が予定よりさらに1年間延長されることになったため、同時並行で別の放送枠で放映されることになった。なお、コロムビアミュージックエンタテインメントから発売されていたDVD-BOXの解説書には、予算的な事情から最低限度の作画枚数を確保するために、従来は35mmフィルムでの撮影が当然だったのに対し、本作は16mmフィルムでの撮影を選択したという、制作スタッフの証言も掲載されていた。

本作の仮タイトルは『ネオロイダー』だったが、読売広告社の松山貫之専務のアイデアで『新造人間キャシャーン』となった。企画書では「未来への財宝(キャッシュ)を捜す者」という意味を込めてキャシャーンと名付けられていたが、監督の笹川ひろしは、これをガラスが割れた音と捉え、ガラスが割れて二度と元に戻れないことを意味すると解釈。人間に戻れなくなった主人公像を重ね合わせた。また、当初の企画では、主人公・東鉄也の名前は「南譲次(みなみ・じょうじ)」になる予定だったが、『ガッチャマン』の登場人物に「南部博士」がおり「南」を使いすぎるとの理由で変更された。

タツノコプロ製作のキャシャーン。
ずっと、「人造人間」だと記憶違いしてたよ(^^;
「腎臓」じゃなくて「心臓」Σ(゚Д゚)!
人造」じゃなくて「新造」だったwww

しかし、タツノコプロ製作というだけあって、キャシャーンのキャラデザインは、「►ガッチャマン」に通ずるものがあるし、「►イッパツマン」に関しては、キャシャーンを意識してんじゃないかと思っちゃう。

casshern-casshern.jpg
casshern-gatchaman.jpg
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ストーリーは、機械が人間に反乱を起こす、という王道のSF作品なんですが、娯楽作品の多い当時のアニメとしては珍しく重いストーリーが多くて陰鬱なアニメです(^^;

ここで、ざっくりあらすじを説明すると、
東(あずま)博士の開発した公害処理用ロボットが落雷により自我を持ち、公害の元凶となっている人間を排除しようと動き出す。
自らを「ブライキングボス」と称して、戦闘ロボット軍団「アンドロ軍団」を作り上げ世界征服を開始。
東博士の息子「鉄也」は、二度と人間に戻れぬ覚悟で「新造人間」(ネオロイダー)キャシャーンとなり、ロボット犬「フレンダー」、恋人「ルナ」とともにアンドロ軍団に立ち向かう。
と、言う感じ。

ただ、次々と生み出される大量の量産型ロボの前に、一人で挑むのは限界があると言うもの。
世界は次々とアンドロ軍団の手に落ちて行きます。
また、当初は民衆のヒーロー的な声援を受けていたキャシャーンですが、途中でアンドロ軍団により民衆の前で機械の身体であることを暴かれ、それ以降は民衆からも虐げられるようになっていきます。

こんな感じで、シリアスなストーリー展開が続くわけですね。
更に、他のヒーローアニメが、毎回、個性ある敵キャラが登場するのに対し、キャシャーンでは、基本的には毎回同じ量産型ロボ軍団を相手に戦うわけで・・・
これらが子供に受けなかった理由のようですね。

あと、放送タイミングも悪かったというのもあり、内容とは関係なく不運なアニメかもしれません。

まず、同時期に同じタツノコプロの「ガッチャマン」が放送されていたこと。
ウィキペディアにある通り、本来ならば、ガッチャマンの後継番組となるはずだったキャシャーンですが、ガッチャマン人気が続いていた為、放送継続が決定、キャシャーンは別枠での放送になりました。
また、1973年のオイルショック(第1次)により、スポンサーが宣伝費を削減したことや、メインスポンサーの文具メーカーが倒産したこと等、ほんとついてません(^^;
結果として、全35話で打ち切りになってしまい、終盤はかなり性急な展開で終わりました。

そんなキャシャーンのオープニング、エンディング、行ってみましょう。


キャシャーン OP


キャシャーン ED



どちらも、歌っているのは、お馴染「ささきいさお」。
でも、このオープニング曲が、ささきいさおの記念すべきアニメソング・デビュー曲なんですよ!
何かもっと古くから歌ってるイメージあるけど・・・いや、キャシャーン自体、十分古いか(^^;

さて、きわめてシリアスなストーリー展開で子供からは人気を得られなかったキャシャーンですが、高年齢層からの評価は高かったようです。
もちろん、シリアスな展開の中に子供騙しのように出てくる突飛な演出(例えば、相棒(犬)・フレンダーの無理のある変形とか)は、ツッコミどころではありますが。

このフレンダーが・・・
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なんと4つの乗り物に変形(^^;
casshern-frinder2.jpg

それでも、放映終了から約40年以上経った今でも根強い人気と支持を集めている作品です。
それは、キャシャーンが度々、映像化されていることからもわかるでしょう。

まず、1993年に OVA「キャシャーン」が製作されています。

casyan-ova0.jpg

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キャシャーン OVA OP


これは、タツノコプロ創設30周年を記念して製作された作品ですが、記念作に選ばれること自体、凄い気がしませんか?
OVAは、全4話で、ブライキング・ボスが世界征服を完了した後の世界が舞台となっています。
これまでに、2006年にNHK BS2、2008年には、TOKYO MX、2011年には、テレビ埼玉などでも放送されたようです。

それから、意外と記憶に新しいのが、2004年に公開された実写映画「☞CASSHERN」。
かなり酷評されてましたよね(^^;

casshern-movie.jpg

キャシャーン 実写映画 予告編


キャシャーン 実写映画 戦闘シーン


「誰かの願いが叶うころ」:宇多田ヒカル
キャシャーン 実写映画 主題歌


予告編の映像見た感じ、酷い感じはしないんですが・・・
と、実際見た人のほとんどが、予告編に騙された、と言ってた気がする。

それから、2008年には、テレビアニメ「☞キャシャーンSins」が製作されました。

casshern-sins0.jpg

casshern-sins.jpg

これは、原作のシリアスでダークな雰囲気は踏襲しているものの、ストーリー自体は、独自のものなっている作品です。
テレビアニメは、2008年10月から2009年3月まで、全24話が放送された他、「月刊コミックラッシュ」という雑誌において、「竹井正樹」作画による漫画が、2008年12月号から2009年7月号に連載されました。

オープニングは1曲、エンディングは3曲。


「青い花」:カラーボトル
キャシャーン Sins OP


「reason」:KΛNΛ(第1話-第12話)
キャシャーン Sins ED - 1


「蒼い影」:音屋吉右衛門'寿(音屋吉右衛門&野村義男プラス)(第13話のみ)
キャシャーン Sins ED - 2


「光と影」:クノシンジ(第14話-第24話)
キャシャーン Sins ED - 3



現在(2015年10月1日時点)では、「バンダイチャンネル」で、ネット配信されているようです(第1話のみ無料)。
しかし、キャラクターデザイン(と言うか、キャラクターの顔)、かなり変わりましたね。
聖闘士星矢」かと思ちゃった(^^;


と、まぁ、こんなキャシャーン。
人気不足とスポンサーの不運などで打ち切られてしまいましたが、設定自体は、王道SFで、ストーリー展開もシリアスで面白い作品です。
DVDは、全9巻で発売中。
できれば、終盤の展開を丁寧に描いた完全リメイク作品を見てみたいものです。

以上



※みなさんの感想、思い出など、コメントして下さいね

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シリアス展開は大人向け?打ち切られても根強い人気(実写映画は除く)
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コメント

359

たったひとつの命を捨てて生まれ変わった不死身の体。
鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる!

2015/10/01 (Thu) 20:36 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
360

諸悪の根源は東博士ってことでOK

2015/10/01 (Thu) 22:57 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
363

学生の頃、友達と映画見に行ったなー
戦闘シーンは結構楽しめた
あれから、もう10年以上経つのか。。。はあ。。。

2015/10/02 (Fri) 21:56 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
675

タツノコ作品のヒーローは絶望的困難に立ち向かう主人公が多いが
鉄也ほど絶望的な主人公はいない
父親が作ったロボットがおかしくなり世界制服をたくらむ
それに立ち向かう為に人間の体を捨てて戦うキャシャーン
父は敵に捕まり、母はスワニーの中に封じ込まれる、人間の為にたたかうが、後半ロボットだとばれてその人間にすら迫害を受ける始末
この絶望的な状況から辛くも勝利をもぎ取りキャシャーンは勝った
母はスワニーから出てくる事は出来たが
キャシャーンはどうやら人間には戻れないみたいな感じで終る、辛口のラスト
それともう一つにはこの作品は強敵に対して様々な人間ドラマを描いてる
その際たる人が、キャシャーン無用の街の回に出てくる市長
無抵抗主義を貫いた市長だが、アンドロ軍団に殺されてもその主義を変えなかった

2015/11/30 (Mon) 06:12 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1421

もういいわ、お金の勝ち。

2016/04/03 (Sun) 19:50 | あの頃の名無し #- | URL | 編集
1689

このころのタツノコプロには富野良幸(当時名)が在籍しており、
キャシャーンの絵コンテや脚本にも参加していたりする。

2016/05/26 (Thu) 18:24 | あの頃の名無し #- | URL | 編集

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